4月末から保護依頼が続々と届いています。特に生後間もないミルク猫の依頼が20頭以上届いています。
この時期の子猫は非常に弱いため、すぐに保護したいのですが、ミルク猫は2時間あるいは3時間ごとに授乳が必要で、預かれるメンバーが限られます。そのため緊急度の高い子猫から保護しています。
母猫が面倒を見ている場合は、無理に保護せず、授乳期間が終わる頃までそのまま観察してもらっています。ミルクよりも母乳のほうが免疫力が高いと言われており、保護したあとの健康状態を考えてのお願いです。
保護したての子猫は、容体が急変することもあるので、授乳ごとに体重を測り、様子を見ながら世話をしています。譲渡が可能になったらホームページや里親募集チラシに掲載しますので、定期的にチェックしてください。
今回緊急保護した2頭の子猫は、雨の中、トラックの荷台でずぶ濡れで発見されました。子猫の場合はすぐに低体温になるため、暖かくすることが必要ですが、保護してくれた人がお湯を入れたペットボトルと一緒に包んでくれていたので、最悪の事態を避けることができました。
2頭とも100gしかありませんが、元気よく鳴いてくれています。
どうかこのまま無事に大きくなりますように。
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